1.中国などの外国の不正漁業は大問題になっている
日本の食卓に魚は欠かせません。
肉ばかりでは飽きてしまいますし、やはり魚を使った料理というのも必要になってくるでしょう。
特に和食は魚に支えられているので、漁獲量が減れば日本の食卓も変わってしまうものです。
また、体質も変化してしまうでしょう。
ですから中国などの外国の不正漁業は大問題にもなっています。
不正漁業は日本の魚の収穫量を減らしてしまうだけでなく、まだ食べられないような小さな魚までもが先に取られてしまうことで、日本の海に魚がいなくなってしまうようにもなります。
ですから不正漁業をやめてもらわないと、そのうちすべての魚が高級魚になってしまう事態も避けられなくなってしまうでしょう。
ですが口で言っても素直にやめてもらえないのが現状です。
口で注意してもやっているのは、いけないことと自覚していながらやっていることでもあるので、漁師での解決だけでなく、政治間での解決も必要になってきます。
2.日本の国力の低下、不景気というのが大きく影響している
ですから、こういう時こそ外交力というのが必要にもなってきます。
不正漁業がないように自衛隊が見張ってもいますが、見張りを強くすれば別のところでの不正を働くので、やはり国との話し合いも大事でしょう。
ですがこうした不正漁業が増えてきた背景には、日本の国力の低下、不景気というのが大きく影響しています。
日本はもともと製造したものを国外に輸出することで大きな利益を上げてきた国ですから、国土というのは狭く、自分の国の製造物だけで豊かにしていくのは難しい国でもあります。
なのでそうした広い国土を武器にして成長してきた中国と立場が逆転してしまっているということが原因とも言えます。
昔の高度成長期の日本でしたらとても豊かでお金があったので隣国もむやみに敵意を向けてくるようなことはありませんでしたが、今や経済成長は中国の方が上です。
ちなみに中国から輸入しないとやっていない現状もあるので、そうしたことが中国と日本の関係に亀裂を生じさせているともいうことができます。
不正漁業について日本が口うるさく抗議しても、中国側は無視しているのです。
なので国民がもっと真剣に考えなければいけないですし、日本の生産性というのをあげていかなければいけないでしょう。
少子高齢化が心配されているので、外国人労働者に頼るあまりに日本の財産が奪われないようにも注意しなければいけないでしょう。
3.結局、自分の国の指導者の判断に任せるしかない
しかしながらこうした国の衰退の危機感は日本だけが抱いているものではありません。
今は良くても、今後悪化してくることは他の国でも考えられます。
国同士のルールを違反していてはどうなるか、それを頭に入れていないわけではないので、国同士の話し合いでうまく解決していくことを願うしかないでしょう。
こうした国の問題は国民が危機感をもっていても、一人一人の力ではどうすることもできず、自分の国の指導者の判断に任せるしかないということがあります。
ですから出来るだけ指導力のある人を総理に選んだり、選挙に参加するようにもしましょう。
かかわりを持てるところでもっていかないと魚の問題だけでなく他の問題にも飛び火してしまうものです。
また、海というのはそもそも境界線が分かりにくく、魚は自由に泳いで行き来しているものです。
なので揉め事に発展してしまうものですが、こうした海の問題も迅速に解決していけると良いでしょう。
領土問題というのは歴史をさかのぼればそれで解決するのではなく、国によってはもっと昔の記録を出してくることもあるかもしれません。
ですから今生きている人たちで決定していくのが望ましいのです。
そのためには知識だけでなくコミュニケーション能力というのも養っていくようにすると良いでしょう。